日光東照宮 特別祈祷「将軍着座の間」について
日光東照宮に参拝に行かれた方は、本殿の右側に小さな小部屋「将軍着座の間」がある事をご存知でしょう。歴代徳川将軍が東照宮参詣の折に利用した拝殿、今も徳川家ゆかりの方がご利用されている場所です。
色々なツアー等が有るようですが、今回で2回目となる特別祈祷も東武日光さんに直接申し込んで、3名で予約しました。実際には、他に申し込まれた方と併せて15名のツアーでした。
東武日光さんに3000円/人で申し込むと、特別祈祷ツアー券と、日光の観光に使用出来る乗り降り自由なバス一日乗車券(今回は使用せず)、世界遺産「日光の社寺」のピンバッチを頂けます。
実際のツアーは、日光東照宮社務所客殿前に10:20集合で通行証を貰って始まります。
2年前の時には、巫女さんでしたが、今回は神主様でした。
社務所客殿→五重塔→表門→神厩舎(三猿)→陽明門→東回廊(眠り猫)→御本社(将軍着座の間)
今回、大渋滞に巻き込まれ、ツアーの最初に間に合わず、五重塔の出口で合流となり、残念ながら神主様の説明を聞く事は出来ませんでした。
失礼ですが、巫女さんの時よりも、色々細かく説明して頂き、三神庫(さんじんこ)の隅にトイレの建物が有り、重要文化財として登録されているトイレはここだけだと知りました(笑)
特別祈祷では、代表者が一名だけ玉串を奉納が出来ます。「何方か代表で・・・」誰も手を上げる雰囲気が無かったので、大きく手を上げて「はい!」自分が代表で玉串を奉納する事となりました(^_^)v
奉納するまで、行う事を「玉串を「の」の字で奉納、二礼二拍手一礼を全員で合わせる」と、何度も頭の中で反芻しましたf(^_^;
全てが終わると、特別祈祷の記念品に葵の御紋の入った杯とグラス、特別祈祷のお札を頂きます。
日によって変わるのかもしれませんが、前回は、社務所で最後に直会が有りましたが、今回は有りませんでした 。「直会(なおらい)」とは神事に参加した一同で、神様に捧げ、神様が召し上がったものを食べることによって、神様との結びつきを強くすると言うものだそうです。前回は、日光名産の「志そまきとうがらし」、「お魚」、「干ぴょうの砂糖漬け」でした。
最後に、今回は陽明門の改修が終わった事と、三連休が重なり相当な人出でしたが、何処も並ぶことなく、回る事が出来、1時間30分で時間通りに見学出来ますので、3,000円は非常にリーズナブルな値段だと思います。また、昼食付のツアー等も旅行会社によっては有るので、そちらの利用でも良いかと思います。
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